車上荒らしを防ぎたい

車上荒らしの被害に遭わないようにするための対策方法についてご紹介。防犯サービス会社が提供している対策方法も要チェックです。

企業向けの車上荒らし対策ポイント

車上荒らしとは、自動車の中から金品を盗んだり、車両のパーツ・備品を盗み出す犯罪を指します。狙われやすいものとしてはカーナビゲーションシステム・カーオーディオ・ETC車載器・アルミホイールなどが挙げられますが、企業が保有する社用車の中には、営業マンのノートパソコンや資料等が置かれていることもあります。こういったものを盗まれると、大事な個人情報・企業秘密まで盗まれてしまうことになるため、厳重な警戒が必要です。ちなみに、車上荒らしが車のロックを解錠するのにかかる時間は、ほんの数秒と言われています。

企業向けの車上荒らしを防ぐ対策

ドアや窓ガラスからの侵入に関しては、こじ開けや振動を検知して、大音量のサイレン・ブザーで威嚇するシステムなどが有効。また、「少し離れるだけだから」などと油断せず、常にしっかりとカギをかけることも徹底しましょう。

車上荒らしは路上での犯行が多いと考えられがちですが、駐車場で起こらないとは限りません。とくに人目の少なくなる夜間や、人通りの少ない場所にある駐車場・車庫は狙われやすいため、シャッターセンサーや防犯カメラ等を設置することをおすすめします。

抑止力？機動力？監視力？
自社に合った真の企業防犯会社3選！

各社の車上荒らしへの対策

セキュリティハウス・センター

「駐車場の防犯対策で犯行をしにくくさせる」「自動車の防犯対策をする」の２点で、車上荒らし対策を実施。駐車場には外周警備・防犯カメラ、シャッターセンサ―や人感ライトを設置し、犯罪そのものをあきらめさせます。自動車そのものには、強い衝撃を検知して警報を出す、自動車盗難警報器（リンク）の取り付けを推奨しています。

事例

抱えていた課題・悩み

近所で車上狙いが多発しているため心配。従業員や来客の車を守りたい。

対策内容

事務所の駐車場の状況を事務所から見るために、防犯カメラ２台、人感ライト２台を設置。 駐車場の状況は事務所のパソコンで確認できると同時に、ディスクレコーダーで録画をしています。

導入した人の声

想像していたより映像が綺麗で、夜暗くなってもしっかり映っているのでびっくりしました。 又、人感ライトは不審者に対する効果だけでなく、社員が夜に車に乗る時に便利だと好評です。

悩み別にみる企業の防犯対策
一覧はこちら

株式会社日本防犯システム

車上荒らし対策として、赤外線機能搭載の防犯カメラを提案しています。赤外線を照射することで、薄暗い場所でも不審者の人相まで撮影・確認することが可能。また、防犯カメラの存在をアピールするステッカーを貼ることで警戒心を持たせ、犯罪を未然に防ぐといった取り組みも行っています。

事例

抱えていた課題・悩み

車上荒らし対策に加え、ひったくりや精算機荒らし、強盗など、駐車場で起こり得る犯罪の抑止をしたい。

対策内容

赤外線機能付き防犯カメラで夜間もしっかりと監視。また、防犯システムが導入されていることをアピールするためにステッカーを貼り、事件の発生を未然に防げるように。

アルコム

車上荒らしは犯罪が起こる前の対策が重要であるとし、駐車場やオフィスの敷地内への防犯カメラ設置を推奨。また、人の少ない夜間に狙われる割合が高いという考えから、敷地内にセンサーライトを設置。強制的に目立つ環境を作ることで、犯行を未然に防ぎます。

事例

抱えていた課題・悩み

ショッピングモールの暗い駐車場では車上荒らしが起こっており、不審者の目撃情報もあった。

対策内容

駐車場を見渡せるように赤外線カメラを設置し、車上荒らしへの威嚇効果を狙っています。また、ショッピングモール内への出入り口にもドーム型カメラを設置しました。

導入した人の声

ショッピングモール全体の治安が良くなり、本当に良かったです。お客様も安心してご利用いただいているようで、監視カメラの導入のおかげです。

防犯大全まとめ

車の性能やセキュリティが高まったことで車上荒らしの件数は減少傾向にありますが、それでも対策はしっかりと取っておくべきです。カギをかけるといった基本を社員に徹底させるのはもちろん、プロ視点での対策も講じておくとさらに安心でしょう。

関連ページ

【防犯設備士にインタビュー】真実の企業防犯
不法侵入を防ぎたい
事務所荒らしを防ぎたい
強盗を防ぎたい
万引きを防ぎたい
備品の盗難を防ぎたい
火災や放火を防ぎたい
不法投棄を失くしたい
車の盗難を防ぎたい
情報漏洩に備えたい
金庫破りを防ぎたい
農作物の盗難を防ぎたい
内部犯罪を防ぎたい