このページでは、事務所荒らしの危険性や、事務所荒らしがどんな事務所・オフィスを狙うのかについて紹介しています。それらを認識し、犯罪者の目につかないようなオフィスづくりに役立ててください。
企業のオフィスが狙われるのには、相応の理由があります。まずは、そこをしっかりと潰していくのが、防犯対策として効果的になります。
オフィスの場合、住宅と比べて人がいない時間が分かりやすいため、事務所荒らしをするのに計画が立てやすい、という点が挙げられます。また、給料日・集金日などが定期的だと、その日に事務所にお金があることが分かってしまっているので、危険とも言えます。
テナントビルなどの場合、常に多くの人が出入りしています。それらの人に紛れることによって、怪しまれずに建物に侵入できてしまいます。下調べなどもやりやすくなっているでしょう。
こちらもテナントビルのケースですが、ビルの中には多くの事務所・オフィスが入っているため、一度侵入できれば、複数のオフィスを荒らすこともできてしまいます。セキュリティー体制が整っていないビルなどの場合、夜中でもフリーパスで入れてしまうので、危険性はより増してくると言えるでしょう。
深夜や休日などのオフィスビルの場合、誰もいないことが多くなっています。そのため、ある程度大きな音を出しても周りに気付かれず、より大胆な行動をとることも可能となっています。
企業のオフィスでは、特にこれらのものが犯罪者のターゲットになりやすくなっています。対策については、きちんと考慮しておくようにしましょう。
金庫には、多くの現金や機密書類などが入っているケースが大半です。社内に金庫がある場合、それをこじ開けて中身を奪われることもそうですが、それが難しいと、金庫ごと持ち去られてしまうケースもあるでしょう。いずれにせよ、金庫については特にセキュリティー体制をしっかりとしておくことをおすすめします。
パソコンは、機密情報の宝庫と言えます。社外秘の情報だけでなく、取引先のデータなどが入っているケースも多いため、犯罪者にとっては非常に価値のあるものだと言えるのです。パソコンにも、しっかりとロックをかけておき、万が一奪われたとしても、そこから内部を見られないようなセキュリティー体制を整えておくことが重要です。
個人情報や機密情報は、流出すると会社に大きな損害を与えるものになります。犯罪者にとっては、これらも現金化できる非常に重要なものとなるので、特に紙ベースで保管している機密書類などは、部外者が分からない、手を出せないようなところに保管しておくようにしましょう。
狙われやすいオフィスには、いくつかの特徴があります。それらに自社のオフィスが当てはまっているかどうかは、前もってチェックしておきましょう。
テナントビルは、常に人の出入りがあるため、入り口が開きっぱなしになっているケースが多くなっています。そうすると部外者も入りやすいため、下調べなどが容易にできてしまうでしょう。また、実際に侵入する際も、怪しまれずに入ることができてしまいます。
ビジネス街は、昼間は多くの人がいますが、夜間や土日になると、途端に人の出入りが減ってしまいます。そうすると、犯罪者も人目につきにくくなり、より犯罪がやりやすい環境になってしまうでしょう。
もし、自社のオフィスがそのような条件に合致しているとしても、会社単体で対策をしておくことで狙われにくいオフィスを作ることはできます。
一番分かりやすく手っ取り早いのは、防犯カメラの導入です。防犯カメラで24時間常に入り口などを撮影し続けておくことで、何かあったときにすぐに犯人を見つけるための、有力な手だてとなります。犯罪者もそれを分かっているので、うかつにオフィスへと手を出せなくなるでしょう。設置の際は、カメラをふさがれるなどの対策を打たれないような工夫をするのも大事です。
入退室管理システムは、ICカードや顔認証・指紋認証などの生体認証で、社員の入退室を管理するシステムです。これらは、会社で認められた人物しか入れないようロックがかかるので、部外者が勝手にオフィスに侵入することを防ぐことにつながります。
もし、万が一オフィスに侵入されたとき、机の上に無造作に書類を置いていたりすると、すぐに奪われてしまいます。書類などはきちんとカギのかかった机にしまっておくなどして、簡単に持ち出されないようにしてください。また、PCにセキュリティーを設けるのも重要です。
警視庁のまとめによると、令和3年度に都内で発生した「侵入窃盗」のうち、最も多かった手口が「空き巣」です。次いで「出店荒らし」、3番目に「事務所荒らし」という順でした。事務所荒らしは、発生件数の上位に位置づけられるメジャーな犯罪です。手慣れた犯罪者の手にかかれば、ものの数分でオフィスの巨大金庫が持ち去られてしまうと言われています。
今では社内に大金を保管しているオフィスや店舗は少ないと思いますが、個人情報や会社の機密文書など、犯人にとって盗み出す価値のあるものは無数に存在します。自社の安全や利益を守るため、専門の業者に相談して、適切な防犯システムを検討してみるようにしましょう。さまざまな防犯設備を効果的に配置した防犯システムであれば、事務所あらしのような犯罪を未然に防ぐことができるはずです。
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