防犯カメラには、設置する環境に合わせて選べるさまざまな種類が用意されています。主な防犯カメラの種類とその特徴、選ぶ際のポイントについて知っておきましょう。
四角い箱型の防犯カメラで、人目に付きやすいのが特徴。カメラで監視されていることを意識させられるため、万引きや不法侵入などを防ぐ効果が期待できます。また、防水性能や耐久性が高いものも多く、駐車場等の屋外設置にも向いています。
吊り下げ照明のような形の防犯カメラで、ボックス型よりも小さく、威圧感が少ないのが特徴。オフィスはもちろん、カフェやホテルなどの内装にもなじみます。カメラレンズが向いている方向が分かりにくいため、犯罪者の行動抑止にも効果を発揮します。
パン(左右移動)・チルト(上下移動)・ズームというPTZ機能を備えたカメラ。遠く離れた場所からもカメラ操作ができ、駐車場や商業施設など、広い範囲を一度に監視したい場合におすすめです。
夜間や休日は無人になりやすいため、威圧感のあるボックス型カメラを出入り口に設置したり、夜間でも撮影可能な赤外線搭載機能がついたカメラを設置すると良いでしょう。オフィスルームや店内に設置する場合は、威圧感の少ないドーム型がおすすめです。
万引き対策として、出入口・陳列棚に向けて小型のボックス型・ドーム型カメラを設置すると良いでしょう。レジ付近やバックヤードにも設置しておくと、接客トラブルや内部犯罪の対策としても活用できます。
閉店後は人気がなくなるため、不法侵入防止として出入口・事務所・金庫のあたりに暗所撮影が可能なカメラを設置しましょう。遠隔監視ができるカメラシステムを導入すれば、複数店舗の状況を一括で管理することもできます。
不審者や車の動きを明確にとらえるためには、広範囲を撮影できるPTZ型が有効。ただし、PTZ型はズームなどの操作をしている間は他の場所を映せないため、ボックス型も設置しておくと安心感が高まります。
広い敷地を持つ工場では、工場内だけでなく屋外への設置も考慮する必要があるため、雨・風などに強いボックス型カメラがおすすめ。暗い場所でも撮影・記録ができるよう、赤外線機能搭載型を選びましょう。
防犯カメラは、目立つところに設置するだけで犯罪の抑止効果を高められるのがメリット。常に監視の目が向けられていることを、犯罪者に意識させることができます。また、レコーダーも設置しておけば万が一のときの映像が保存されるため、証拠を確保することも可能です。
デメリットとしては、犯罪自体を阻止する能力が低いということ。犯罪を未然に防ぐ効果がメインとなっているため、現在進行形で行われている犯罪を止めることは難しいのです。また、決まった範囲しか撮影できないのもデメリットのひとつでしょう。
自社が何かの犯罪被害に遭ってしまった場合、防犯カメラに残された映像が犯人逮捕の重要な手がかりになることがあります。あるいは、防犯カメラの存在自体が、犯罪を試みようとする不審者に対して抑止効果を発揮することもあります。防犯カメラの設置には相応のコストが必要ですが、犯罪対策の一環として、ぜひ効率的に防犯カメラを活用しましょう。
ただし、防犯カメラを設置したからといって、それだけで全ての犯罪者を撃退できるわけではありません。中には、防犯カメラの存在を気にしない大胆な犯行や、カメラの死角を突いた犯行によって被害を受けてしまうケースもあるのです。企業が自社の利益や従業員の安全を守るためには、カメラ以外にも様々な防犯設備を活用し、弱点のない防犯体制を構築しなければなりません。困った時には、その道のプロである防犯システム業者に相談し、自社に合った防犯対策を提案してもらうのがおすすめです。
【防犯設備士にインタビュー】真実の企業防犯
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