ビル

ビルにおける防犯ポイントと対策の基礎知識、防犯サービスを取り扱う会社ならではの対策方法をご紹介しています。

ビルの防犯ポイント

規模はそれぞれ異なりますが、一般的に通常の建物よりも大きいのがビルの特徴。従業員や関係者が出入りすることも多いですし、テナントして他の企業や個人にスペースを貸し出すこともあるでしょう。

こうしたビルは比較的誰でも出入りがしやすいため、窃盗犯や強盗などに狙われやすいのが場所。犯行前の下見もしやすいですし、一度入り込めばテナントに入っている複数の企業をターゲットにすることもできるのです。

ビルの防犯対策

多人数の出入りが想定されるビルでは、どんな人がビルに出入りしているのかをチェックする必要があります。こうした際に役に立つのが、防犯カメラです。

出入りの多いエントランスホールはもちろん、自動ドア・エレベーターホール・エレベーター内・非常階段などにも設置すると良いでしょう。防犯カメラが設置されていれば外部から侵入しづらくなるだけでなく、内部から重要なものを持ち出すのも難しくなります。

また、赤外線機能付きの防犯カメラであれば夜間の出入り監視も容易です。

抑止力？機動力？監視力？
目的で選ぶ真の企業防犯会社3選！

各社のビルの防犯対策

セキュリティハウス・センター

人の出入りや異常をリアルタイムで監視できる、遠隔管理システムi-NEXTを提供しています。i-NEXTは、1台のカメラで監視したい場所を20ヵ所まで登録できるのが特徴。画面の切り替えもiPadのボタンひとつで可能となっており、離れた場所からでも状況を的確に把握できます。

事例

抱えていた課題・悩み

さまざまな会社や店舗が入っているビル全体を警備したい。

対策内容

テナント監視盤を使い、20社まで総合的に管理出来るシステムを導入。1F駐車場には車が出庫する際、音声とパトライトでお知らせするシステム、犯罪を起こしにくい環境づくりとして、監視カメラの設置も行いました。

場所別にみる企業向け防犯対策
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セコム

セコムでは、ビルの規模や状況に合わせて防犯サービスをカスタマイズ。フロア・テナントごとに入退室管理システムを設けたり、フロア全体をチェックできる監視カメラを設置するほか、異常発生時にスピーディーな対処を行える常駐警備員の配置も行っています。

事例

抱えていた課題・悩み

大規模なビル全体のセキュリティを強化したい。

対策内容

監視カメラに加えて、入退室管理としてIDカードを導入した。

導入した人の声

業界での実績はもちろん、技術力や当社の店舗におけるシェアなどからセコムさんに相談。事前にデモをしてくださったことで使用イメージがわき、スムーズに導入できました。

アルコム

防犯カメラを専門とするアルコムでは、ビルの出入り口や建物の裏などを監視できるよう、屋外用バレット型IPカメラなどを提案。防水タイプとなっており、雨や台風といった悪天候でも安心。形状に威圧感があるため、侵入をあきらめさせる効果も期待できます。

事例

抱えていた課題・悩み

4階建てのオフィスビルに防犯カメラを設置し、全体の防犯をまとめて行いたい。

対策内容

エントランス・1階ホールの2種のカメラに加え、各階の共用部分にはドーム型カメラも1台ずつ設置しました。また、ビル内のどのパソコンでもカメラの映像をご確認いただけるよう、各PCで遠隔監視の設定を行いました。

導入した人の声

最初はAHDのワンケーブルカメラの導入を検討していたのですが、これから防犯カメラの主流になっていくとのことでしたので、ネットワークカメラを導入しました。離れていても遠隔監視できるのでとても便利です。

防犯大全まとめ

商業施設と違って「盗むようなものがないのでは？」と思われがちなビルですが、情報・資料・各種機器など、狙われやすいものは数多くあります。とくに、不特定多数の出入りが多いビルの場合は、より厳重な防犯システムが必要です。しっかりと防犯情報を集めて、適切な対応を行いましょう。

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