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外周警備とは?

オフィスや店舗のセキュリティのために導入したい外周警備とは何か、導入におけるメリット・デメリットを交えて解説しています。

外周警備とは

企業が安定した経営を続けるために、常に心がけておきたい侵入窃盗・強盗・情報漏洩・放火などの犯罪。こうした問題を防ぐためには「保有する敷地・施設内に侵入させない」ことが第一であり、そのための対策が外周警備です。

外周警備には、各種センサーや警報などで侵入者を威嚇・撃退する、防犯カメラを設置して侵入を思いとどまらせる、警備員を巡回させて警戒させるといった手段があり、敷地や施設の状況、業種などによって適切な方法を選ぶ必要があります。

外周警備のメリット

犯罪の抑止効果が期待できる

犯罪者は犯行に及ぶ前に現場を下見する傾向がありますが、その時点で外周警備がしっかりと構築されていれば「ここは入りにくい」と判断され、犯罪を未然に防ぐことができます。

犯罪者を威嚇・撃退できる

外周警備では、各種センサーが侵入者を検知すると大音量の警報ベル・サイレン・音声メッセージ、強力な光を放つフラッシュライトなどを作動させることが可能。犯行を継続させない効果が期待できます。

被害を最小限にできる

犯罪者は侵入に時間がかかるとあきらめる傾向があるため、外周警備を厳重にし、施設に入りにくい状況にしておくことが大事。侵入する前にあきらめさせることができれば、窃盗・いたずらなどの被害を最小限に抑えることができます。

企業の防犯の基本【Q&A】
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外周警備のデメリット

維持費がかかる

敷地や建物の規模が大きくなるほど、設置する防犯カメラやセンサー類、巡回を行う警備員の数も増えるため、イニシャルコストおよびランニングコストが増加します。目的に合わせて、導入するシステムやプランを選ぶようにしましょう。

外観が損なわれることがある

外周警備に必要な防犯カメラ・ライトなどを設置すると、オフィスや店舗などの外観が損なわれるケースがあります。設置するシステムのデザインや数、設置場所を考慮するようにしましょう。

防犯大全まとめ

企業を狙った軽犯罪から凶悪な犯罪まで、外周警備によって大きな抑止効果が期待できます。万が一犯罪に発展したとしても、その被害を最小限に抑えるころができるでしょう。外周警備によって防犯対策を行うことは、自社の直接的な損失を防ぐことに加え、顧客の大切な情報の漏洩を防ぐことにもつながります。また、社屋や会社の敷地だけではなく、周辺地域の防犯対策にも貢献できるはずです。

しかし、会社の安全と利益を守るためには、それ以外にもさまざまな防犯対策を検討する必要があります。情報セキュリティ対策、社内のゾーニング、内部犯罪対策など、オフィスの特性によって様々な防犯対策が必要となるでしょう。そこで、ぜひ検討したいのが防犯システムの導入です。各オフィスの特性に応じて包括的な防犯体制を構築することで、より幅広い種類の犯罪を未然に防ぐことができます。

抑止?機動?監視?
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※参照元:公益社団法人 日本防犯設備協会(https://www.ssaj.or.jp/jssa/member_sei.html