工場

資産や従業員を守るためにも、工場の防犯対策は徹底するべきです。ここでは、工場における防犯のポイントと、防犯サービス会社が提供する対策方法についてご紹介しています。

工場の防犯ポイント

工場では、安全管理や設備管理などに意識が向きがちですが、防犯対策も厳重にするべきです。

現金以外にも、製造データや顧客情報が入ったパソコン、高額で売却できる金属・薬品などの資材、商品や什器備品など、工場には盗まれやすいものが多数。とくに発火性や毒性のある薬品などが盗まれると、別の犯罪に流用されることもあるので注意が必要です。

こういったものが盗難被害に遭うと金銭的な損害はもちろん、企業イメージの低下にもつながる恐れがあります。

工場の防犯対策

比較的広い敷地を持つ工場では、エリア内への侵入を防ぐことが防犯対策の基本。塀・フェンスで物理的に侵入を防ぐほか、防犯カメラの設置も効果的でしょう。

防犯カメラは犯罪の抑止力となるのはもちろん、万が一トラブルが起こった場合の証拠を残すことができます。

また、多くの従業員が出入りする工場では、入退室の管理も重要です。誰が・いつ・どこに出入りしたかをチェックできるシステムを設けることは、不審者の侵入防止だけでなく内部犯行の抑制にもつながります。

抑止力？機動力？監視力？
目的で選ぶ真の企業防犯会社3選！

各社の工場の防犯対策

セキュリティハウス・センター

犯罪者は「侵入しやすいかどうか」でターゲットを選ぶ傾向があるため、セキュリティが高く侵入しづらいことをアピール。フェンスや塀を警戒するためのフェンスセンサー、乗り越えを検知する赤外線センサー、死角をなくすための防犯カメラを設置して、犯罪抑止力をアップ。

それでも侵入してきた場合には、大音量の警報ベル・サイレン・フラッシュライトによる威嚇・警告を行います。

事例

抱えていた課題・悩み

外部侵入を防止し、入退時間の把握もしたい

対策内容

現状あるセットキーだと、入退管理の把握がしにくいのでカードリーダーに変更し目に見えるように。カメラは防犯カメラで事務所駐車場に抑止効果を追加。

導入した人の声

カードでセット/解除ができ、カードを財布に入れるので管理しやすい。スタッフの出勤時間が分かるようになった。

カメラで駐車場に来客者が来たことがすぐにわかり、また夜は防犯として使えるのがすごい。

場所別にみる企業向け防犯対策
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セコム

工場内への不正な入退室を防ぐため、従業員出入り口に入退室の制御・管理システムを導入。さらに、工場内を見渡せるよう監視カメラを設置し、不審者の侵入や内部犯行の抑止につなげます。

また、薬品などの可燃物が多い場所には、火災監視システムや消火装置の設置も提案しています。

事例

抱えていた課題・悩み

フードディフェンスをより強化したい

対策内容

工場内に監視カメラを導入

導入した人の声

プロの目線でカメラ１つ１つの場所までアドバイスをしてもらい、予算ごとにプランを作ってもらえたので、スムーズに導入できました。

アルコム

多数の従業員や関係者が出入りする工場で何かが盗まれた場合、その特定が難しいケースがあります。そこでアルコムでは、防犯を目的とした監視カメラの設置を推奨。適切な場所へのカメラ設置は犯罪抑止につながるだけでなく、万が一のときの犯人特定にも役立つと考えています。 

事例

抱えていた課題・悩み

機械の動作確認などをいつも人が巡回して確認しており、巡回時間の合間に不具合等が発生すると、気づくのが遅れてしまい効率が悪い。

対策内容

各機械の動作状況を表示するLEDランプが確認できるようにカメラを配置し、人が巡回しなくても良い仕組みを導入。

導入した人の声

今まで定期巡回していたものがモニタで監視できるようになったことで、空いた時間で別の業務ができるようになり、生産性がアップしました。

防犯大全まとめ

お金に変えやすい資材・機器・情報などを取り扱う工場は、犯罪のターゲットになりやすいもの。犯罪の手口も年々巧妙になっているため、企業の大事な財産を守るためにも、一度セキュリティを見直してみてはいかがでしょうか。

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