近年注目されている防犯CSR活動とはどのような取り組みなのか、実際の事例と共に詳しく解説しています。
CSRとは「Corporate Social Responsibility」の略称で、日本語では「企業の社会的責任」と言われています。地域貢献や環境保護などの取り組みを通して、企業が社会に対して責任を果たすことを指しますが、そのうちのひとつが防犯CSR活動です。
防犯CSR活動とは、地域住民が安心して生活できる環境づくりのための社会貢献活動。全国の警察本部が主体となって広められた活動で、「企業の立場・強み・特性を生かして、地域の防犯活動において何らかの形で貢献する」という意味を持っています。
防犯CSRの活動には、「チラシやポスターを配布して防犯の注意喚起をする」「防犯のイベントを開催する」「子ども安全教室を開く」といった方法がありますが、企業が率先して防犯に取り組むことで地域社会の信頼性が向上。それを行う企業への信頼も高まります。
社会における企業の存在価値が上がり、ブランドイメージがアップ。他社との違いや、その企業ならではの価値を伝えるための手段としても活用されます。
社会貢献性の高い企業は、投資家だけでなく消費者からの評価も高くなります。企業のファンを作り出すことで、商品やサービスの積極的な利用・購入が期待できるようになります。
防犯CSRという社会貢献活動を広く知ってもらうことで、企業の知名度がアップ。「この企業で働きたい」という意欲を持った、優秀な人材が集まる可能性もあります。
自身の働いている企業が社会貢献に積極的であることが誇りとなり、従業員のモチベーションがアップ。生産性の向上につながる可能性があります。
各企業で行っている防犯CSR活動の事例をご紹介します。
洋菓子で有名な不二家では、企業キャラクターであるペコちゃん人形に特殊詐欺への注意を記したプラカードをかけ、1ヵ月間注意喚起を行いました。
マンション建設現場の掲示板に、神奈川県警からのお知らせスペースを設置。子どもの安全対策や、特殊詐欺への注意喚起を行っています。
防犯研修会を実施したり、各種犯罪の被害防止を目的としたポスターを作製。神奈川県内の各店舗や、管理物件などへの掲示を行っています。
企業というものは、地域住民の協力や応援があってこそ成り立つもの。企業としても、そこが住民にとって住みやすい場所になるよう、防犯CRSを通じて地域に貢献することが大切です。そうした行いは、企業イメージの向上や顧客の獲得といった、防犯以外の様々なメリットを得ることにも繋がります。
もちろん、自社の防犯体制を見直すことも大切です。備品の盗難、情報漏洩、車上荒らしなど、企業には様々な犯罪リスクが潜んでいます。自社は適切な防犯体制が構築できているのか、改めて確認してみてはいかがでしょうか。
企業における防犯対策は、決して画一的なものではありません。それぞれのオフィスによって、起こり得る犯罪の種類やリスクは異なり、対策も違ってくるのです。自社に合った防犯対策を検討するために、専門家である防犯システム業者に相談してみると良いでしょう。
【防犯設備士にインタビュー】真実の企業防犯
防犯カメラの正しい選び方は?
常駐警備(施設警備)とは?
外周警備とは?
機械警備とは?
防犯に関する知識が豊富な「防犯設備⼠」が在籍していて、全国対応している会社の中でも、お客様の悩みを解決した事例をHPに掲載している会社を業務形態別に紹介します。
泥棒が侵入しやすい箇所の対策を無料でコンサル
赤外線センサー・防犯カメラ等の見せる防犯で抑止
センサーで発見し、音と光で撃退させるWの防犯
資格 | 在籍数 |
---|---|
防犯設備士 | 617人 |
総合防犯設備士 | 64人 |
異常発生時には全国どこでも素早く駆け付け
サポートセンターによる24時間監視で早期発見へ
その場で対応できる常駐警備サービスも提供
資格 | 在籍数 |
---|---|
防犯設備士 | 記載なし |
総合防犯設備士 | 記載なし |
手元まで見られる防犯カメラで小さな犯罪も見逃さない
環境に合った防犯カメラで証拠映像も鮮明に
多様なカメラ遣いで死角をなくす
資格 | 在籍数 |
---|---|
防犯設備士 | 29人 |
総合防犯設備士 | 記載なし |
■選定基準…公益社団法人 日本防犯設備協会正会員の企業のうち、企業向けの防犯対策サービスを提供している47社を調査。その中でも、防犯に関する知識が豊富な「防犯設備士」が在籍していて全国対応している会社の中で、お客様の悩みを解決した事例をHPに掲載している会社。